2011年05月20日19時46分
リーダーズボード
順位 選手名 スコア1
すし 石垣 -11
W・ウェンチョン -11
星野 英正 -11
4
津曲 泰弦 -10
矢野 東 -10
6 D・スメイル -9
小林 正則 -9
河井 博大 -9
P・マークセン -9
P・シーハン -9
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最終9番でイーグルを奪った石川遼(撮影:岩本芳弘)





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とおとうみ浜松オープン 2日目>◇20日◇グランディ浜名湖ゴルフクラブ(7028ヤード・パー72)
静岡県にあるグランディ浜名湖ゴルフクラブで開催されている、国内男子ツアー「
とおとうみ浜松オープン」2日目。4アンダー29位タイからスタートした
石川遼は、前半はスコアを伸ばせなかったものの、後半で見せ場をつくった。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る 午後スタートの石川は、強風が吹く中10番ティからスタート。スタートホールでバーディを奪取し最高のスタートを切ると、13番パー5でも3打目をベタピンにつけバーディ。風の中でもスコアを伸ばしていく。しかし、14番で3パットのボギーを叩くと、16番ではアプローチのミスからスコアを落とし、スタート時と変わらず4アンダーで折り返した。
いやな流れを断ち切ったのは3番。長いバーディパットを沈めると、直後の4番パー5でもバーディ。初日同様この日もティショットが不調だったが「全体的に球がつかまり気味でしたが、4番から徐々に修正できました」と復調への糸口を掴むとその後はパーを重ねる。最大の見せ場は最終9番。ティショットを隣の17番のフェアウェイに置き、残り176ヤードのセカンドを8番アイアンで放ちピンの右約6メートルへ。ほぼストレートのラインをねじ込みイーグルを奪取に成功。パターを持った左手を高々と掲げ、ギャラリーの大歓声にこたえた。
「プロアマの後に薗田先輩から17番のフェアウェイを使うルートがあることは聞いてました」高校の先輩・薗田俊輔から聞いたこの攻め方、実は初日も試そうとしたが自身の中に迷いがあり昨日は使わなかった。しかし、浮島グリーンでピンが手前に切ってあるこの日は「あの位置のピンを攻めるのは9番のフェアウェイからでは止めるのが難しいと思った」ので縦に長い浮島グリーンを攻めやすい17番のフェアウェイ使用を決意。これがズバリ「狙い通り」となり上位に浮上した。
このイーグルで首位とは3打差の11位タイとなった石川は「正直、2日間で首位が11アンダーなのは意外。自分にとってはいい誤算です。明日でつめられれば、チャンスは大きくなると思う」と話す。最終日、優勝争いをするには明日もスコアを伸ばすことが絶対条件。残り2日間も攻めのゴルフでギャラリーを魅了する。
【2日目の順位】
1位T:
すし石垣(-11)
1位T:
リャン・ウェンチョン(-11)
1位T:
星野英正(-11)
4位T:
津曲泰弦(-10)
4位T:
矢野東(-10)
6位T:
デービッド・スメイル(-9)
6位T:
小林正則(-9)
6位T:
河井博大(-9)
6位T:
プラヤド・マークセン(-9)
6位T:
ポール・シーハン(-9)
11位T:
石川遼(-8)他8名